乳糖不耐症でもカルシウムを吸収するためには?~脳を働かすカルシウムポンプ~
まずはじめに、この記事の目的・意義は、健康になることです。また、豊かな精神活動を発展させ、明るく素晴らしい社会を作ることです。健康と豊かな精神活動なしで、理想社会実現はできないのです。
今回はカルシウムをテーマで書いていきます。
爬虫類までは、筋肉・脳の代謝ともナトリウムポンプですが、鳥類以上の筋肉の代謝はナトリウムポンプ・脳の代謝はカルシウムポンプです。(ナトリウムポンプ・カルシウムポンプというのは簡単に言うと、代謝に使われるミネラルがナトリウム・カルシウムであるということです。)豊かな精神活動をするために、人は脳の代謝に使われるカルシウムが不足しないようにしなければならないです。日本人はカルシウムが不足している(日本人は必須量の4分の1程度しか摂取していない)から、理工離れがますます深刻になっていると言えるのではないでしょうか(もちろん戦後のアメリカナイズされた精神的堕落によることも考えられます)。
しかし、日本人の多くは牛乳を飲むと乳糖不耐症で下痢をしてしまいます。では、「乳糖不耐症でもカルシウムを吸収するためにはどうすべきか?」
結論から言いますと「ヨーグルトとして食べる」です。ヨーグルトは、消化不良の原因となってしまう乳糖(ラクトース)が乳酸菌によって乳酸に分解されています。ただし、植物性乳酸菌はブドウ糖を乳酸にするだけで、乳糖を乳酸に分解することはしないです。また、悪玉菌と共存共栄する植物性乳酸菌と違い、動物性乳酸菌のビフィズス菌は悪玉菌をやっつけてくれます。(この他にも植物性乳酸菌と動物性乳酸菌にはかなりの違いがあり、他の点から見ても植物性乳酸菌よりも動物性乳酸菌のほうが健康に良いです。また追記として書くつもりです。)
よって、乳酸菌豆乳ヨーグルトではなく、ビフィズス菌牛乳ヨーグルトを食べるようにしてください。 一日当たりの必須カルシウム量は650㎎~800㎎、上限量は2500㎎と言われています。ヨーグルト100gに含まれるカルシウム量は120㎎で、市販のプレーンヨーグルトの1カップは400g(が多い?)入りで、2カップ食べて800gでカルシウム量を計算すると960㎎です。
(追記 2019/7/18)
ヨーグルトの脂肪分はレシチンといって、脳、神経、細胞、血球などの生体膜、細胞膜を作るために必要であり、ベタベタな体脂肪にはならず肥満の原因にはならないです。よって、低脂肪や脂肪0を謳っているヨーグルトではなく、普通のプレーンヨーグルトが最適です。
(追記ここまで)
・日本人は牛乳を消化できないから飲まないほうが良い、飲むべきでない
とする論があるが、ヨーグルトを食べることで、カルシウムを摂取するときの一番の問題である乳糖不耐症が解決した。
・ホルモン剤などが害になるものが入っているのに、牛乳やヨーグルトを勧めるべきでない
という論があるが、この論はあまりにもひどい。ウシさんはわざわざ人間のために乳を絞らせてくれているのにも関わらず、人間のエゴによって可哀そうな目にあっているウシさんとその牛乳・ヨーグルトに難癖付けるのは間違っている。そうしないと生き残れないような社会=現代の資本主義社会が間違っているのあって、ウシさん自体が悪く言われる筋合いはない。
・カルシウムは植物(海藻や小松菜)から摂取すればいい
という論は、まず牛乳やヨーグルトを1㎏食べれたとしても、海藻や小松菜を1㎏食べることは、普通に考えると難しい。もし食べれたとしても、今度は鉄分超過剰となってしまって健康を害することになる。また、植物のカルシウムはシュウ酸カルシウムであり、これは毒ある。わずかな量のシュウ酸カルシウムを摂取しただけでも、口と喉にひどい灼熱感を持って腫れ、量が多い場合は深刻な消化器障害と呼吸困難を引き起こす。熟れていないパイナップルを食べた時に口内が荒れるのはシュウ酸カルシウムが原因である。
・タンパク質を取りすぎると痛風になるのでは?
もちろん、肉・魚・豆類(豆は多細胞でDNAを多く持つ)のタンパク質を取りすぎると、含まれるDNAから尿酸が発生し痛風の原因となる。しかし、牛乳やヨーグルトは細胞をほとんど含まないのでDNAをほとんど含まず、尿酸を発生せず、低プリン体食品である。基本的に、牛乳やヨーグルトが原因で痛風になることはないと言える。また、死の病で大流行していた結核は、高タンパク食によって駆逐された。高タンパク食で結核を退治し、また痛風にもならないようにするために、牛乳・ヨーグルトを食すしかない。
牛乳・ヨーグルトは、カルシウム摂取のために適した食品と言えるだけでなく、あらゆる面から見ても健康のためにかかせないです。
おまけ①(調べ直す)
骨は主にカルシウムとビタミンCとビタミンDによって形成されていきます。黄色人種に比べて黒人は大きな骨格を持つのは、黄色人種よりも強い太陽の光に浴びるからで、白人も大きな骨格を持つのは、ビタミンC生成が旺盛だからです。(←詳しく調べ直す)
(追記 2019/7/18)
白人は尿酸(ビタミンcと同様の働きをする)のフィードバックが旺盛であるために、黄色人種よりも弱い太陽の光でも大きな骨格を持つことができます。
(追記ここまで)
おまけ②
肉や魚の骨からもカルシウムは摂取できるが、草食動物は肉や魚を食べないです。当然、草食動物がどうやってカルシウムを摂取しているかという疑問が出てきます。草食動物は、土ごと草を食べ、また土をなめる行動をすることから、土からカルシウムを摂取していると考えられます。
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