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司馬光資治通鑑」 より

 

才が鋒鋩しているのは人として練れていない証拠であって、この才と徳が相俟って見事に調和して大いに発達を遂げているものを聖人と謂い、才も徳も見る影無しを愚人と謂うのである。

 

だが、人は往々にしてどちらかに片寄る傾向があるから、これを分けてみれば、徳が才に勝れているものを君子とし、才が徳に勝るを小人と謂うことになる。

 

司馬光

才も徳もある人を聖人

才のみがある人を小人

徳のみがある人を君子

才も徳もない人を愚人

と言っており、

 

聖人>君子>小人>愚人

の順に良い人であると言っています。

 

仕事において才のある小人を起用したくなるものですが、よくよく考えれば才がなくても徳のある君子を起用するほうがたしかに良さそうです。

 

徳のない小人は社会悪になりかねますから。