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肌つやを出したい人はチョコレートを食べてください!

 

 チョコレートの主成分

砂糖

 

特に人工的に精製された白砂糖は、食べ過ぎると健康被害の大きい食品ですので、チョコレートを美容健康の目的で食べる場合はなるべく甘くないビターチョコレートをおすすめします。

 

白砂糖は食べるとすぐに血糖値が上がってしまい、これを抑えるために大量のインスリンが分泌され、これが体に良くないそうです。

 

また砂糖を食べ過ぎると、カルシウムが溶け出してしまうために、虫歯になったり骨粗鬆症になったりしてしまいます。

 

粉乳(全粉乳・脱脂粉乳

粉乳については、基本的に体に良いものです。

 

人間の赤ちゃんの多くは、母乳の代わりに牛乳系のミルクを飲んでいますが、それでも基本的には健康に育ちます。

 

ただ今日では牛にミルクを多く出させるために、牛に大量にホルモン剤などを注射することによって健康被害が出ているようです。

 

これに関して文句言うとすれば、健康被害の出ないホルモン剤を作るか、ホルモン剤なしでミルクを絞るか、少し工夫すれば良い話です。

 

人間のためにミルクを絞らせてくれる牛さんに難癖をつける人もいるようですが、もう少し牛さんの気持ちになって考えてみてほしいものです。

 

日本人を含むアジア人の多くは幼少期を過ぎると、乳に含まれる乳糖を分解できなくなります。

 

乳アレルギーが起こるのはこのためで、そのままの名前で乳糖不耐症と呼びます。

 

普段から牛乳などを飲まない人は一度にあまり大量の乳製品を取ると下痢になってしまいます。

 

カルシウムなどの必須栄養素の補給におすすめなのは、乳糖がすでに分解されている乳製品であるヨーグルトやチーズなどです。

 

乳化剤

チョコレートの乳化剤はレシチンが主に使われています。

 

レシチンは細胞膜を作るのに必要です。

 

レシチン不足になると疲労、免疫力低下、不眠、動脈硬化、糖尿病、悪玉コレステロールの沈着など多くの症状の原因となってしまいます。

 

またレシチンは短期記憶を長期記憶に置き換えるのに役立つそうです。

 

すでに滅んでしまいましたが、幾何学などハイレベルな学問を残したギリシャ文明では、牛や鶏など動物をあまり殺さず牛乳や卵を食べていたそうです。

 

頭をよく働かせたい人は、レシチンをとってください。

 

 カカオ(カカオマス・ココアパウダー)

続いてカカオに含まれるポリフェノール・テオブロミン・カフェインの生理作用について書きます。

 

カカオポリフェノール

ポリフェノールの抗酸化作用による美容健康の効果はかなりあるようで、カテキン・タンニン・アントシアニンなどもポリフェノール類であり、健康食品や化粧品に多用されています。

 

カカオポリフェノールは、血圧低下、HDL(善玉)コレステロール値上昇などの効果に 加え、BDNF(脳由来神経栄養因子)の上昇や、炎症指標と酸化ストレス指標の低下などの研究結果があるようです。

 

特に現代の過度ストレス社会において、ストレスが軽減されるのは非常に素晴らしいと思います。

 

ただ適度のストレスは筋トレ後の筋肉痛や成長痛のようなもので悪いものではなく、一時的なストレス緩和のためだけにチョコレートを食べるのは少し違うのかなと思います。

 

つまり、チョコレートも食べ過ぎはよくないということです。

 

デオブロミン

デオブロミンはカカオ以外に、マテ茶・チャノキ・コーラ・ガラナコーヒーノキにも含まれています。

 

テオブロミンは浮腫、梅毒、動脈硬化症、狭心症、高血圧など循環器系の疾患の治療にも用いられていたようで、血管拡張薬、中枢神経刺激薬、利尿薬としても用いられたりするようです。

 

食べ過ぎるとチョコレート中毒になり、消化不良、脱水症状、過度の興奮、心拍数の増加などの症状が表れますので、ご注意ください。

 

カフェイン

カフェインの主な作用は、中枢神経を興奮させることによる覚醒作用および強心作用、脂肪酸増加作用による呼吸量と熱発生作用による皮下脂肪燃焼効果、脳細動脈収縮作用、利尿作用などです。体重減少作用を確認した研究があります。

 

医薬品にも使われ、眠気、倦怠感に効果があるが、副作用として不眠、めまいなどの症状が現れることもあります。

 

つまり、カフェインを含むものは朝に取り、夜は寝れなくなると困るのでカフェインを控えることです。

 

適量であれば一時的な学習効率や運動パフォーマンスの向上が期待できますが、あまり大量に取ると健康被害が出るようです。

 

 

まとめ

薬草や生薬、生薬を混ぜ合わせて作った漢方薬など、どの薬にも言えることですが、大量に取ることで美容健康を増強するものではないです。

 

チョコレートも同じで、大量に食べることでむしろ健康を害してしまうので注意が必要です。