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なぜ頭の良い人ほど、「知らなかった」と言うのか?

 

 

受験に限らず、ほとんどのテストでは、

「知識の記憶」を問われます。

 

 

英語では、「英単語の記憶」、

 

数学でも土台となるのは、

「公式の記憶」であり、

「解法の記憶」です。

 

 

頭の良い人ほど知識が豊富で、

なんでも知ってそうです。

 

 

それなのに、なぜ頭の良い人ほど、

「知らなかった」と言うのでしょうか?

 

 

もちろん、

謙虚で素晴らしい人格だから

というのもあります。

 

 

しかし、ただ謙虚なのではなく、

知っていることでも

まるで初めて聞いたかのように聞いているのです。

 

 

 

例えば、

塾などでもうすでに知っていることでも、

授業の中で新しい発見はないか、

と常に思考しているのです。

 

 

「あーそれは知っている」

ではその瞬間に思考停止してしまい、

それ以上成長できません。

 

 

頭の良い人ほど、

「知らなかった」と言うのは、

同じことを聞いても、

前とは別の視点で考えているからです。

 

 

もしも、

昔、通っていた小学校に、

高校生になってからいくと、

遊具が小さく見えるでしょう。

 

 

遊具の大きさは変わってないのに、

感じ方が違うのは背が伸びて、

見える角度が変わったからでしょう。

 

 

これと同じように、

昔に読んだ本を今もう一度読むと、

新しい気づきがあったりします。

 

 

同じ本を読んで違うように感じるのは、

成長しているからです。

 

 

知識が多くなり理解度が増すと、

同じ本でも色んな視点から読むことができます。

 

 

たしかに、

誰でももうすでに知っていることよりも、

知らないことや新しいことに興味が出ます。

 

 

しかし、重要なのは、

たとえ知っていることでも、

色々な角度で考えるということです。

 

 

明日授業がある方は、

色々な角度で聞いてみてください。

 

 

 

 

~おまけ~

 

無知の知」=

『真の知に至る出発点は、

無知を自覚することにある』

ソクラテスが言ったように、

 

私も、

自分は無知であると

常に意識していきます。