はまブログ:

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眠りながら勉強できる?

 

あなたは普段どのように、

勉強をしていますか?

 

 

1時間は英語をして、

次は数学のような感じでしょうか?

 

 

それとも、化学の問題10問解いたら、

次は古文単語を20個暗記するという感じでしょうか?

 

 

どちらが良いか悪いかはなく、

あなたが集中して勉強できればそれで良いです。

 

 

ただ1つだけ、

勉強するときに意識してほしいことがあります。

 

 

それは、

「問題を最後まで解かず、

きりが悪いけど途中でやめる」

ということです。

 

 

数学の問題であれば、

設問の1,2は解いて、

3は問題だけ見て解かないで、

明日設問の3から勉強する、

のような感じです。

 

 

次の日にスムーズに勉強に入りやすいということで、

実際に私もこれをやってみたのですが、

 

はじめはきりが悪くて、

気持ち悪く感じてしまいます。

 

 

しかし、

詳しく調べてみると、

実際に勉強できる人や仕事のできる人は、

かなりこれを使っているようです。

 

 

なぜ途中でやめることで、

学習や仕事に効果があるのでしょうか?

 

 

理由は2つあります。

 

 

1つ目は、

スイッチを完全に切らないで済むことです。

 

 

たとえば、

小学生の時、夏休みに入った瞬間、

完全に勉強のスイッチを切ってしまい、

 

まったく宿題しないで、

最後の1日で泣きながらやる、

みたいな話です。

 

 

一度スイッチを完全に切ってしまうと、

もう一度スイッチを入れるときには、

莫大なエネルギーが必要になります。

 

 

今日の分の勉強は終わりだと、

完全にスイッチを切ってしまうことで、

明日また一から、

スイッチを入れて勉強するのは非効率だと考えます。

 

 

たしかに、

今日がんばったという達成感を、

明日のばねにして勉強できるという人もいます。

 

 

メジャーリーガーのイチロー選手は、

インタビューの中で、

達成感があることでまたがんばれる、

と言っていました。

 

 

ですが、

私を含め多くの人は、

達成感よりも解放感のほうが、

勝ってしまうのでないでしょうか。

 

 

強い人間はそうはいないです。

 

 

上手くいっているほど、

自分が弱い人間であることを認めます。

 

 

弱い人間だと認めているからこそ、

明日もがんばれるように工夫するのです。

 

 

何事でも上手くいっている人ほど、

 

明日も最大限のパフォーマンスを発揮できるように考えています。

 

 

最後まできっちり終わらせないで、

残しておいたところからスタートすることで、

 

毎日、

モチベーションを高く上げなくても、

スムーズにスタートできるようにしているのです。

 

 

 

 

2つ目は、

「潜在意識」が、

勝手に問題を解いてくれるということです。

 

 

いわゆる、普段の意識のことを

「顕在意識」といい、

 

無意識のことを

「潜在意識」といいます。

 

 

 

部屋で家の鍵をなくしたときに、

必死で探していなくても、

急にあそこにおいたんだ、

と思い出すことがあります。

 

 

これは「潜在意識」が、

鍵をどこにおいたかという問題を、

脳の中の情報を詮索して、

鍵を見つけることを勝手にしてくれるのです。

 

 

脳は、問題を出されると、

その答えを勝手に考えてしまうのです。

 

 

数学でわからない問題があって、

その問題を意識的に考えていなくても、

ある日急に、問題が解決してしまうことがあります。

 

 

これは、意識していなくても

「潜在意識」が、

ずっとその問題を考えていてくれるからなのです。

 

 

勉強をしていく中で、

「潜在意識」はおおいに役立っていてます。

 

 

勉強しはじめのときや、

苦手な科目では、

1からゆっくり丁寧に勉強する人が多いですが、

これは実は逆効果なのです。

 

 

得意な科目ほど、

けっこう雑に勉強しているものです。

 

 

わからなくても、

忘れてもいいから、

どんどん頭の中に情報を吸収していくと、

 

 

そのときは解けなかった問題も、

「潜在意識」のおかげで、

突然に理解できるようになります。

 

 

頭の中で勝手に、

問題を解いてくれているからです。

 

 

だから、

問題を未完了のままにしておけば、

 

寝ている間も、

休憩している間も、

ほかの問題を解いている間も、

「潜在意識」が解決してくれるのです。