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日本人が英語ができない理由

受験生だけでなく、

社会人になっても、

英語で苦労している人は多いです。

 

 

最近ある記事で、

「世界の英語が得意な国ランキング」

というのを見ました。

 

 

印象的だったのは、

日本はだいたい40/80位くらいで、

 

英語能力のランク付けは、

 

・非常に高い

・高い

・標準

・低い

・非常に低い

 

のうちで日本は、

低いに該当するという調査でした。

 

 

グローバル社会への対策として、

英語教育に力を入れているのに、

日本の英語能力は低いようです。

 

 

 

そこで思ったのは、

 

なぜ、

中学校、あるいは小学校から、

高校、大学と英語を勉強するのに、

英語ができるようにならないのか?

 

ということです。

 

 

鎖国していたから、

島国だから、

日本人は忙しいから、

 

など、色々理由はあります。

 

 

その中でも一番は、

「学校教育が間違っている」

ということだと考えます。

 

 

英語ができる人はいるのだから、

悪いわけではないと言われるかもしれません。

 

 

たしかに、

同じ学校でもできる人がいるのなら、

できない人はただ努力していないだけと思われがちです。

 

 

でも、

そもそも優秀な人は、

先生や学校に関係なくできるのでしょう。

 

 

それに、

真面目に勉強する人ほど、

英語ができないということは珍しくありませんし、

 

数学や理科はできるのに、

英語ができない人をかなり見てきました。

 

 

「学校教育」では、

基本的に自分から調べたりする、

能動的な学習が少ないです。

 

 

基本的に、

授業は受け身ですし、

英作やスピーチをするということもほぼありません。

 

 

そういうわけで、

英語を10年も勉強してもできないのです。

 

 

それに加え、

語学の勉強法というのも、

教えてもらう機会はほぼありません。

 

 

だから、

間違った勉強法で勉強していて、

それで成績が上がらないのです。

 

 

英語ができない受験生の共通点があります。

 

それは、

ターゲットやシステム英単語といった

英単語帳を赤シートを使って覚える、

ということです。

 

 

これは、

脳の記憶の仕組みを考慮すると、

効率的でないことがわかっています。

 

 

覚えたつもりでも、

長期記憶にほぼ残ることなく、

忘れてしまうのです。

 

 

 

cultivate、養う

constitute、構成する

のように、

 

英単語、その日本語

英単語、その日本語

と覚えるのは、

有効ではないのです。

 

 

その単語の語源から覚えたり、

関連するものも一緒に調べたり、

実際に覚えた単語で文章を作ってみたり、、、

 

 

思い出すための

「取っ掛かり」

となるものを作ることで、

格段に覚えやすくなります。

 

 

回り道しているようにも思えますが、

実際やってみるとかなり有効です。

 

 

まとめとして、

 

・英語に限らず、

勉強は受動的でなく、能動的にしなくては伸びない。

 

 

・丸暗記は全然だめで、

記憶の取っ掛かりとなるものを作る。

 

 

英語をできるようにするには、

まずこの2つを意識してほしいです。