はまブログ:

受験、科学、美容健康、政治経済、ビジネス

勉強の質を上げる方法

 

勉強の質を上げたい、

もっと効率よく勉強したい、

という人は多いと思います。

 

 

長時間勉強しても、

ぼーっとしてしまったりして、

あまり進まないこともあるでしょう。

 

 

1時間でできることが、

何時間もかかってしまっては、

時間がもったいないですよね。

 

 

そこで今回は、

勉強の質を上げる方法を紹介します。

 

 

勉強の質を上げる、

といってもあれもこれも書き出すと、

きりがありません。

 

 

ですので、

特に重要な1つだけ

紹介することにします。

 

 

 

それは、

「質を上げるには、質を上げようとしない」

 

 

「え?」と。

 

 

「質を上げるには、質を上げようとしない」

って矛盾してる、、、

 

 

いえ、矛盾していないのです。

 

 

勉強の質を上げようとすればするほど、

勉強の質は落ちてしまいます。

 

 

なぜなら、

質は量をこなすことでしか上がらないからです。

 

 

量をこなす→質が上がる

というのは、

仕事、スポーツ、芸術、勉強、作業、

どんなジャンルでも当てはまります。

 

 

たしかに、

少ない時間、少ない量で、

効率よくやっている人がいるように思います。

 

 

私の知り合いに、

片手間で、趣味感覚でやってる副業で、

月に100万も稼いでいる方がいます。

 

 

その方が言うには、

 

以前は会社と副業で、

寝る時間がないくらい忙しかったけど、

量をやっていくうちに効率が上がって、

今は3分の1くらいの労力で3倍近く稼げるようになったらしいです。

 

 

 

結局のところ、

初心者のうちは質が低いのです。

 

 

どんなことでも、

手っ取り早く結果を大きくするには、

量を増やせばいいのです。

 

 

単純に、

今日から毎日プラス3時間勉強するほうが、

しないときよりも成績は上がるでしょう。

 

 

ですが、

1日にできる量というのは限りがあります。

 

 

毎日、1日にできる量の限界まですることで、

量を増やすことでの結果を大きくすることの限界に気が付きます。

 

 

毎日12時間勉強するとなれば、

これ以上時間を増やすのは難しくなります。

 

 

でも、受験のライバルたちも、

同じくらいの時間を勉強してきます。

 

 

そうすると、

ライバルに勝つためには、

この12時間をだらだらやっているとやばい、

というふうになるのです。

 

 

1日のマックスの量をやって、

量がもう上げれない状態になることで、

質が上がるのです。

 

 

質を上げなければという、

危機感を持てるようになることが重要なのです。

 

 

だから、

楽にするために、量を減らすために、

質を上げようと考えるのは愚かです。

 

 

質を上げたい人は、

明日から最大限の量をやってください。

 

 

 

 

~おまけ~

 

量をやって質も上がっていと、

自信につながります。

 

 

変な話、

これだけやってだめなら仕方ない

と良い開き直りにもなります。

 

 

そういう人は、

本当に本番に強いです。

 

 

毎日ストイックに、

自分自身で追い込んでいきましょう。

 

 

Do your best !

 

as if(アズイフ)の法則

 

受験期には、

自分の未来への期待や、

それとは逆に、

不安や怖さがあるものです

 

 

受験期では、

いつでも平常心で勉強できるという人は、

かなり少ないと思います。

 

 

志望校のレベルと自分の現実のレベルのギャップから、

失望したりやる気をなくしてしまうこともあるでしょう。

 

 

そうならないためには、

メンタルを鍛えることが重要です。

 

 

今回は心理学に基づく、

as if(アズイフ)の法則を使って、

メンタルを鍛えましょう。

 

 

ではまず、

as if(アズイフ)の法則とは何か?

ということを説明します。

 

 

従来の心理学では、

「感情が行動を促す」

と考えられていました。

 

 

「幸せだから笑顔になる」

「不安だから緊張する」

「悲しいから涙が出る」

 

 

たしかに、

感情が先でそのあとに行動するというのは、

正しいように思えます。

 

 

でも、

最近の研究の結果では、

「感情」→「行動」は

間違っていることがわかったのです。

 

 

哲学・心理学者のウィリアム・ジェームズは、

心理学の研究をしていく中で、

次のような仮説を立てました。

 

 

「人は楽しいから笑うのではなく、

笑うから楽しいのだ」

また、

「怖いから逃げるのではなく、

逃げるから怖いのだ」

 

この仮説は、

医療器具の発展のおかげで、

正しいことが科学的に証明されました。

 

 

心理学者のリチャード・ワイズマンは、

「感情は行動によって生み出される」

という考えを、

「as if(アズイフ)の法則」と呼びました。

 

 

要は、

「感情」→「行動」ではなく、

「行動」→「感情」であるということです。

 

 

「幸せになるには、笑うと良い」

「笑う」→「幸せ」

を本当であるか実験したのが次です。

 

 

実際の実験では、

26000人の実験対象者を次のグループに分けました。

 

「自分が幸せだと考える」

「感謝の気持ちを持つようにする」

「幸せな記憶を思い出す」

「毎日数秒ずつ笑う」

 

そして、各グループは1週間の実験を続けて、

そののちに対象者に幸福度について判定してもらいました。

 

 

その結果は、

「毎日数秒ずつ笑う」というグループが、

最も幸福度が高かったのです。

 

 

このように、

まるで幸せ者のように笑うことで、

その人は幸せになるのです。

 

 

つまりこれは、

自分の感情は行動によって、

コントロールできるということなのです。

 

 

何事でも上手くいく人ほど、

それを楽しんでやっています。

 

 

笑顔で勉強することで、

勉強が楽しくなるのです。

 

そして楽しくなるから

もっと勉強するのです。

 

さらに点数も取れるようになり、

楽しさが倍増していくのです。

 

 

このように成績が上がる人は、

良いスパイラルで回っていくのです。

 

 

そして、ここで重要なのは、

好循環の1番はじめの、

「笑顔」は

自分で作れるということです。

 

 

受験勉強中に、

不安や恐怖が襲ってきたら、

ぜひ笑顔で勉強してみてください。

 

 

 

~おまけ~

 

サッカーの長友選手も、

つらいときやプレッシャーが大きいときは、

「笑顔に作る」「上を向く」と言っています。

 

 

「上を向く」とは比喩ではなくて、

本当に空のほうを見上げるということです。

 

 

「上を向く」ことでも、

ネガティブな考えがでなくなると言っています。

 

 

これは、長友選手の「上昇思考」

という本にも書かれていることです。

 

私は高1の時に読んでから、

大変なときは、

上を見て歌いながら家に帰ったりします。

(たまに変な人だと見られます、、、)

 

 

上を向いて歌っていると、

それだけで本当にいい気分になります。

 

 

抵抗のない人は、

笑顔を作るだけでなく、

上を向いて歌ってみてください。

受かる人と落ちる人、プロとアマの違い

 

(プロはプロフェッショナル、

アマはアマチュアのこと)

 

 

プロのスポーツ選手、

アマのスポーツ選手、

 

プロの歌手、

アマの歌手、

 

プロの画家、

アマの画家、

 

 

など、

このように世の中には、

どんなジャンルでも、

多くのプロとアマがいます。

 

 

一体プロとアマの違いは、

何なのでしょうか?

それを考えていきましょう。

 

 

一般的にその道のプロと言えば、

「長い期間ずっとそれをやっている人」

「それが本当に好きな人」

「一生懸命努力している人」

とイメージします。

 

 

一方、アマはプロの対義にあるとされ、

「初心者や中級者の人」

「その道にそこまで詳しくない人」

とイメージします。

 

 

たしかに、

プロはそれを好きだから初めて、

長い間やっていて、

かなりの練習をしています。

 

 

ですが、

徐々にプロになったというわけではありません。

 

 

努力しているうちに、

プロになったというのは、

順番としておかしいのです。

 

 

プロとアマの違いは、

「プロになると決断したかどうか」

のみだと考えます。

 

 

たとえ、

 

どれだけそれが好きでも、

どれだけ長い間やっても、

どれだけ努力したとしても、

 

「この道で絶対生きていく」と

決断できない人は、

プロからはほど遠いでしょう。

 

 

ユーチューバーで例えるなら、

 

たとえそこまで稼げていなくても、

ユーチューブが生活の基軸となっていれば、

その人はプロのユーチューバーです。

 

逆に、ユーチューブで稼げていても、

バイトや会社で働くことが基軸な人は、

ユーチューブで人よりも稼げている人でしかなく、

プロのユーチューバーとは言えないです。

 

 

つまりは、

2つの違いは、「在り方」の違いであるということです。

 

 

自分は「プロ」だという在り方の人が、

「今日はさぼろう」

「少しくらい手を抜いてもいいや」

なんて思ったりはしないでしょう。

 

 

受験でも同じで、

「自分は合格する」と決断した人は、

合格する人という在り方になります。

 

 

合格する人という在り方であれば、

 

受かる人はどんな勉強をするのか、

合格する人なら今日どう過ごすか、

 

これを間違うことはないはずです。

 

 

中学3年生、高校3年生になると、

「3年生」ではなく、

「受験生」と呼ぶのも、

在り方が大事だからなのです。

 

 

それなので今日からは、

「〇〇大学に合格する人」

という在り方で過ごしてほしいです。

日本人が英語ができない理由

受験生だけでなく、

社会人になっても、

英語で苦労している人は多いです。

 

 

最近ある記事で、

「世界の英語が得意な国ランキング」

というのを見ました。

 

 

印象的だったのは、

日本はだいたい40/80位くらいで、

 

英語能力のランク付けは、

 

・非常に高い

・高い

・標準

・低い

・非常に低い

 

のうちで日本は、

低いに該当するという調査でした。

 

 

グローバル社会への対策として、

英語教育に力を入れているのに、

日本の英語能力は低いようです。

 

 

 

そこで思ったのは、

 

なぜ、

中学校、あるいは小学校から、

高校、大学と英語を勉強するのに、

英語ができるようにならないのか?

 

ということです。

 

 

鎖国していたから、

島国だから、

日本人は忙しいから、

 

など、色々理由はあります。

 

 

その中でも一番は、

「学校教育が間違っている」

ということだと考えます。

 

 

英語ができる人はいるのだから、

悪いわけではないと言われるかもしれません。

 

 

たしかに、

同じ学校でもできる人がいるのなら、

できない人はただ努力していないだけと思われがちです。

 

 

でも、

そもそも優秀な人は、

先生や学校に関係なくできるのでしょう。

 

 

それに、

真面目に勉強する人ほど、

英語ができないということは珍しくありませんし、

 

数学や理科はできるのに、

英語ができない人をかなり見てきました。

 

 

「学校教育」では、

基本的に自分から調べたりする、

能動的な学習が少ないです。

 

 

基本的に、

授業は受け身ですし、

英作やスピーチをするということもほぼありません。

 

 

そういうわけで、

英語を10年も勉強してもできないのです。

 

 

それに加え、

語学の勉強法というのも、

教えてもらう機会はほぼありません。

 

 

だから、

間違った勉強法で勉強していて、

それで成績が上がらないのです。

 

 

英語ができない受験生の共通点があります。

 

それは、

ターゲットやシステム英単語といった

英単語帳を赤シートを使って覚える、

ということです。

 

 

これは、

脳の記憶の仕組みを考慮すると、

効率的でないことがわかっています。

 

 

覚えたつもりでも、

長期記憶にほぼ残ることなく、

忘れてしまうのです。

 

 

 

cultivate、養う

constitute、構成する

のように、

 

英単語、その日本語

英単語、その日本語

と覚えるのは、

有効ではないのです。

 

 

その単語の語源から覚えたり、

関連するものも一緒に調べたり、

実際に覚えた単語で文章を作ってみたり、、、

 

 

思い出すための

「取っ掛かり」

となるものを作ることで、

格段に覚えやすくなります。

 

 

回り道しているようにも思えますが、

実際やってみるとかなり有効です。

 

 

まとめとして、

 

・英語に限らず、

勉強は受動的でなく、能動的にしなくては伸びない。

 

 

・丸暗記は全然だめで、

記憶の取っ掛かりとなるものを作る。

 

 

英語をできるようにするには、

まずこの2つを意識してほしいです。

 

眠りながら勉強できる?

 

あなたは普段どのように、

勉強をしていますか?

 

 

1時間は英語をして、

次は数学のような感じでしょうか?

 

 

それとも、化学の問題10問解いたら、

次は古文単語を20個暗記するという感じでしょうか?

 

 

どちらが良いか悪いかはなく、

あなたが集中して勉強できればそれで良いです。

 

 

ただ1つだけ、

勉強するときに意識してほしいことがあります。

 

 

それは、

「問題を最後まで解かず、

きりが悪いけど途中でやめる」

ということです。

 

 

数学の問題であれば、

設問の1,2は解いて、

3は問題だけ見て解かないで、

明日設問の3から勉強する、

のような感じです。

 

 

次の日にスムーズに勉強に入りやすいということで、

実際に私もこれをやってみたのですが、

 

はじめはきりが悪くて、

気持ち悪く感じてしまいます。

 

 

しかし、

詳しく調べてみると、

実際に勉強できる人や仕事のできる人は、

かなりこれを使っているようです。

 

 

なぜ途中でやめることで、

学習や仕事に効果があるのでしょうか?

 

 

理由は2つあります。

 

 

1つ目は、

スイッチを完全に切らないで済むことです。

 

 

たとえば、

小学生の時、夏休みに入った瞬間、

完全に勉強のスイッチを切ってしまい、

 

まったく宿題しないで、

最後の1日で泣きながらやる、

みたいな話です。

 

 

一度スイッチを完全に切ってしまうと、

もう一度スイッチを入れるときには、

莫大なエネルギーが必要になります。

 

 

今日の分の勉強は終わりだと、

完全にスイッチを切ってしまうことで、

明日また一から、

スイッチを入れて勉強するのは非効率だと考えます。

 

 

たしかに、

今日がんばったという達成感を、

明日のばねにして勉強できるという人もいます。

 

 

メジャーリーガーのイチロー選手は、

インタビューの中で、

達成感があることでまたがんばれる、

と言っていました。

 

 

ですが、

私を含め多くの人は、

達成感よりも解放感のほうが、

勝ってしまうのでないでしょうか。

 

 

強い人間はそうはいないです。

 

 

上手くいっているほど、

自分が弱い人間であることを認めます。

 

 

弱い人間だと認めているからこそ、

明日もがんばれるように工夫するのです。

 

 

何事でも上手くいっている人ほど、

 

明日も最大限のパフォーマンスを発揮できるように考えています。

 

 

最後まできっちり終わらせないで、

残しておいたところからスタートすることで、

 

毎日、

モチベーションを高く上げなくても、

スムーズにスタートできるようにしているのです。

 

 

 

 

2つ目は、

「潜在意識」が、

勝手に問題を解いてくれるということです。

 

 

いわゆる、普段の意識のことを

「顕在意識」といい、

 

無意識のことを

「潜在意識」といいます。

 

 

 

部屋で家の鍵をなくしたときに、

必死で探していなくても、

急にあそこにおいたんだ、

と思い出すことがあります。

 

 

これは「潜在意識」が、

鍵をどこにおいたかという問題を、

脳の中の情報を詮索して、

鍵を見つけることを勝手にしてくれるのです。

 

 

脳は、問題を出されると、

その答えを勝手に考えてしまうのです。

 

 

数学でわからない問題があって、

その問題を意識的に考えていなくても、

ある日急に、問題が解決してしまうことがあります。

 

 

これは、意識していなくても

「潜在意識」が、

ずっとその問題を考えていてくれるからなのです。

 

 

勉強をしていく中で、

「潜在意識」はおおいに役立っていてます。

 

 

勉強しはじめのときや、

苦手な科目では、

1からゆっくり丁寧に勉強する人が多いですが、

これは実は逆効果なのです。

 

 

得意な科目ほど、

けっこう雑に勉強しているものです。

 

 

わからなくても、

忘れてもいいから、

どんどん頭の中に情報を吸収していくと、

 

 

そのときは解けなかった問題も、

「潜在意識」のおかげで、

突然に理解できるようになります。

 

 

頭の中で勝手に、

問題を解いてくれているからです。

 

 

だから、

問題を未完了のままにしておけば、

 

寝ている間も、

休憩している間も、

ほかの問題を解いている間も、

「潜在意識」が解決してくれるのです。

評論文は考えてはいけない

評論文を読むとき、

どういうふうに読んでいますか?

 

 

また、評論文の勉強は、

どのようにしていますか?

 

 

これは、

受験生がよく質問することであるし、

大人になっても文章を読むということが、

苦手という人も多いでしょう。

 

 

実際、私も、

評論文なんて、

勉強の仕方がわからず、

そのときの運で答えていました。

 

 

だから、少し難しい文章だと、

まったくちんぷんかんぷんになってしまったり、

 

時間がかかりすぎて、

小説、古文、漢文の時間が足りなくなってしまったり、、、

 

 

ですが、評論は、

きちんと評論を読む勉強をすると、

点数が取れるようになっているし、

 

逆に、

運などと思って、

勉強しないでいると、

点数が取れないように作られています。

 

 

4択だと、

自分だけ当たるような気がしますが、

宝くじと同じように、

ほぼ当たらないものです。

 

 

では、

評論はどういうふうに勉強すればいいのかというと、

 

①漢字の暗記、語彙の暗記

②評論の構成や表現の理解

 

基本的に、この2つです。

 

 

もちろん、

①の漢字や語彙はある程度ないと、

まず土俵にも立てていない状態です。

 

 

日々の勉強の蓄積で、

誰でも努力でカバーできます。

 

 

だから、①では、

受験生の間でほとんど差はありません。

 

 

差がつくのは、

②の評論の構成や表現の理解

の部分です。

 

 

②の評論の構成や表現の理解

これがわかっているかいないかで、

雲泥の差ができてしまうのです。

 

 

②の評論の構成や表現の理解は、

簡単にいうと、

 

「公式に当てはめて、

筆者の論を理解する」

ということです。

 

 

基本的に、

筆者は自分のメッセージを、

読者にわかってほしくて、

できるだけ納得できるように書いています。

 

 

言いたいことがあるから、

本を書くのですし、

読む人がいるから、

本を書いているのです。

 

 

1対1のコミュニケーションの場合、

相手に自分の考えや意見を、

わかってもらえるように、

意識してしゃべりますよね。

 

 

自分の言いたいことを、

相手にわかってもらうには、

 

なんでそういうふうに考えたのか、

その根拠は何んであるか、

などがなければ、

相手はわかってくれません。

 

 

例えば、

親に買ってほしいものがあるときに、

ただ買ってほしいんだと言うよりも、

 

買ってほしい理由や、

それを買うことでこういうメリットがあるんだ、

と言ったほうが買ってもらいやすくなります。

 

 

 

普段のコミュニケーションと同じで、

筆者も読者に言いたいことをわかってもらえるように、

意識して書いているのです。

 

 

そして、次が重要なのですが、

評論では多くの場合、

一般論とは違うことが書かれます。

 

 

世の中で当たり前とされている考えについて、

それは違うでしょう、

意見しているものがほとんどです。

 

 

それもそのはずで、

常識とされることを、

そのまま書いても誰も読みませんよね。

 

 

だから、

常識とは違うことや、

そもそもみんなの常識、

そのものの考え方が間違っている、

ということを書くのです。

 

 

例として、

 

受験では現役生よりも浪人生が

1年余分に勉強できるから有利だと言われるが、

 

合格者比率をみると、

浪人生が有利ということはなく、

結局どれだけがんばったか、

ということに尽きる

 

 

これは、本当のことで、

現役、浪人とか関係なくがんばる人が合格するのです。

 

 

このように評論では、

基本的に、ふつうとは逆をいくのです。

 

 

そういうことから、

評論は考えてはいけないし、

評論は読んではいけないのです。

 

 

あくまで、筆者の論について問われ、

自分の意見や一般論と反対をいくので、

自分で考えてしまうと、

常識的な選択肢に惑わされます。

 

 

消去法で2つにまで絞れても、

最後の1つで間違うのは、

 

最後の1つの選択肢が、

一般論を書いていて、もっともだと思ってしまうからです。

 

 

 

つまり、評論文は、

 

・いかに筆者のメッセージを見つけれるか

 

・常識、思い込み、先入観なし読めるか

 

これにつきます。

 

 

普段から社会の中で常識だと言われていること、

親や友達が言っている当たり前なことを、

疑ってかかる訓練をおすすめします。

 

 

 

~おまけ~

 

「なぜ大学にいくのか」、

ということも突き詰めて考えてみると面白いかもしれません。

友達に聞いてみるのもいいでしょう。

 

 

そのときに、

「親が行けって言ったから」

「友達が行くって言ってるから」

「行ったほうがいいから」

みたいなことが出るかもしれませんが、

 

それは「なぜ大学に行くのか」の

本質ではありません。

 

 

「なぜ大学に行くのか」

これがぶれないで、

信念をしっかり持った人は、

本当に成績が伸びます。

 

 

一度

「なぜ大学に行くのか」

を深く考えてみてください。

物理の落とし穴

 

例えば次のような勉強法は、

効率的であるのか考えてほしい。

 

 

①教科書の暗記

②公式の暗記

③やさしい(基礎)問題を解く

④徐々に難しい(応用)問題を解く

⑤過去問を解く

 

 

 

どの科目であっても、

一般的にこのように勉強することが多いですよね。

 

 

たしかに、

やさしい問題から徐々に難しい問題を解いていくのは、

有効な勉強法ではあります。

 

 

しかし、

その勉強法では

「物理の落とし穴」に

はまってしまうことになります。

 

 

理由は2つあります。

 

 

1つは、

その勉強法だとかえって時間がかかってしまうのです。

 

 

やさしい問題から順に解くのですから、

1000題も2000題もこなすことになります。

 

 

実は物理は、

覚えることが一番少ない科目と言えるくらい、

公式の数が少ないのです。

 

 

だから、そんなに数をこなさなくても、

公式は頭の中にちゃんと入ります。

 

 

2つ目の理由は、

物理という科目は、

「やさしい問題」≠「基礎の問題」

であるということです。

 

 

「やさしい問題」を解いても

物理の「基礎」はわからないようになっているのです。

 

 

例えば、

セミナー物理」や「物理のエッセンス」は、

よくないとされています。

 

 

それは、

「基礎」が身につかないためです。

 

 

物理の「基礎」とは、

公式の丸暗記でも、

数式の計算でもありません。

 

 

物理ではそこをわかっていないと、

できるできないが二極化されているので、

大きく差が開きます。

 

 

物理の「基礎」は、

 

・物理の実態がわかるか

・物理現象を正しくとらえれるか

・単に数学的な方程式とみなすのではなく、

 その物理的な意味や内容を理解できるか

 

ということです。

 

 

 

「やさしい問題」を解いていると、

ただ立式して解けばいいやとか、

公式の意味もわからずにとりあえず使うとか、

問題をイメージする力がなくなってしまいます。

 

 

恐ろしいことは、

小問10問中、3問くらいまでは、

それでも正解してしまうことがあることです。

 

 

小問の4,5くらいからは、

解けなくなっていくのですが、、、

 

 

では、

物理の落としにはまらないようにするには、

どうすればいいかというと、

 

 

 

①教科書の暗記

②公式の暗記

③やさしい(基礎)問題を解く

④徐々に難しい(応用)問題を解く

⑤過去問を解く

 

 

この③をなくして、

いきなり④からやってください。

 

 

限られた時間で、

物理の成績を上げるには、

はじめから高度な問題をこなすことです。

 

 

物理では、

「やさしい問題」≠「基礎の問題」

「難問」=「基礎の問題」

と考えて良いです。

 

 

ただ、難問と言うのは

稀すぎるような奇問や、

難しすぎるような超難問ではありません。

 

 

「基礎の問題」は、

高校物理の深い理解が身につく問題や、

力学と熱など組み合わせた応用力が身につく問題です。

 

 

たしかに、

はじめは、難しくて挫折しそうになるかもしれません。

 

 

ですが、

何かを成し遂げるためには、

相当量な努力が必要です。

 

 

物理で受験するなら、

誰しもが通ってきた道です。

 

 

私は、

「名問の森」(難関志望者の友達はみんな持っていた)

が良いと言われ、

そのレベルの高さに、折れそうになりました。

 

 

一問目からわからない、

そんなことも多々あり、

本当に諦めかけていました。

 

 

けど、ほかの受験生も、

ここで苦しんでいるんだと、

誰もが大変なんだと、

少しずつ「名問の森」を進めていきました。

 

 

解答解説をじっくり頭に入れていき、

物理は「名問の森」だけやっていました。

 

 

「名問の森」だけに絞ったことで、

何度も繰り返しできたのが、

本当に重要だったんだと考えています。

 

 

あれもこれもと焦って、

すべて中途半端にやってはうまくいきません。

 

 

そして、

気が付いたら、

いつの日にかライバルを抜かしていました。

 

 

本当に、やったぜ!って感じでした。

 

 

「名問の森」だけでは、

問題数が少ないので、

 

「難問題の系統とその解き方」

通称「難系」に挑戦しました。

 

 

「難系」ももちろん、

はじめは難しいのですが、

物理の「基礎」を勉強するには、

もってこいです。

 

 

ただ、「名問の森」に比べて、

「難系」は字が詰まって書かれてあるので、

はじめ少し見にくいかもしれません。

 

また、

「名問の森」の兄弟のような

「良問の風」もおすすめです。

 

 

とにかく、

セミナー物理」や「物理のエッセンス」には、

落とし穴があるので、気を付けてください。

受かっても落ちてもどっちでも良い

親や学校からのプレッシャーで、

受験が怖くなっていた時期が、

私にもありました。

 

 

理系だったので、

私立と国立でかなり約3倍学費が違うので、

国立に落ちたら絶望な気がしていました。

 

 

勉強していてもこのままで大丈夫なと、

不安が大きくなってしまうこともあるでしょう。

 

 

こんなとき、

良い精神状態で勉強するには、

どうしたらいいかというと、

「どっちでも良い」

と思うことです。

 

 

大学に行くのは、

自分のために行くのであって、

別に親や学校のためではないのです。

 

 

親にこの大学に行けと言われたから行っていると、

この会社に就職したほうがいいと言われたから行く、

と言うのをよく聞きます。

 

 

それに、

自分のやりたいことを

親に反対されてやめてしまう

と言うのもよく聞きます。

 

 

なんてもったいないのかと。

 

 

たしかに、

いい大学に行くことが、

親孝行になって良いのではないか、

と言われるかもしれません。

 

 

親が入ってほしい会社に入ることが、

親を安心させてあげれるから、

と言われるかもしれません。

 

 

 

ですが、

親が本当に思っているのは、

子供が幸せになってほしい、

人生楽しく過ごしてほしい、

ということです。

 

 

子供が楽しく生きていたら、

親はそれで満足だし、本望です。

 

 

だから、

やりたいことをやるために、

大学でしかできないことがあるから、

大学に行くわけであって、

ただ大学に入ったら良いということではないのです。

 

 

決断の軸が親や他人にあると、

親が言ったからとか、

友達が大学に行くから、就職するからとか、

そういうふうになってしまうのです。

 

 

そうではなく、

自分自信で決断すべきだし、

それに対して責任を持つべきです。

 

 

自分のために勉強している人ほど、

将来成功しています。

 

 

いい大学に入ってもダメになる人もいれば、

逆に中卒、高卒でも素晴らしい成果を上げている人もいます。

 

 

結局、

自分のために勉強する人は、

その勉強自体が将来役立つと考えれるのです。

 

 

たとえ、第一志望に落ちたとしても、

受験勉強をがんばったことに意味があると信じることができ、

またそこからがんばることができるのです。

 

 

だから、重要なのは、

受かっても落ちても、

「どっちでもいい」

と思うことなのです。

 

 

もちろん、

合格するために勉強するのですが、

毎日ベストを尽くして、

それでだめだったら仕方ないです。

 

 

ベストを尽くすことができたということ、

それ自体に価値があると信じ、

開き直って、割り切れるかです。

 

 

模試が返ってきて、落ち込むのもわかります。

私も憂鬱になっていました。

 

 

ですが、

すぐに割り切って、どこを間違えたのか、

何が悪かったのかと素直に反省できるかです。

 

 

模試でも本番でも。

良くても悪くても、

「どっちでもいい」

と思えるかです。

 

 

本当に大事なことは、

結果が出なくても、努力し、

また次の結果を出すために努力することです。

 

 

 

なぜ頭の良い人ほど、「知らなかった」と言うのか?

 

 

受験に限らず、ほとんどのテストでは、

「知識の記憶」を問われます。

 

 

英語では、「英単語の記憶」、

 

数学でも土台となるのは、

「公式の記憶」であり、

「解法の記憶」です。

 

 

頭の良い人ほど知識が豊富で、

なんでも知ってそうです。

 

 

それなのに、なぜ頭の良い人ほど、

「知らなかった」と言うのでしょうか?

 

 

もちろん、

謙虚で素晴らしい人格だから

というのもあります。

 

 

しかし、ただ謙虚なのではなく、

知っていることでも

まるで初めて聞いたかのように聞いているのです。

 

 

 

例えば、

塾などでもうすでに知っていることでも、

授業の中で新しい発見はないか、

と常に思考しているのです。

 

 

「あーそれは知っている」

ではその瞬間に思考停止してしまい、

それ以上成長できません。

 

 

頭の良い人ほど、

「知らなかった」と言うのは、

同じことを聞いても、

前とは別の視点で考えているからです。

 

 

もしも、

昔、通っていた小学校に、

高校生になってからいくと、

遊具が小さく見えるでしょう。

 

 

遊具の大きさは変わってないのに、

感じ方が違うのは背が伸びて、

見える角度が変わったからでしょう。

 

 

これと同じように、

昔に読んだ本を今もう一度読むと、

新しい気づきがあったりします。

 

 

同じ本を読んで違うように感じるのは、

成長しているからです。

 

 

知識が多くなり理解度が増すと、

同じ本でも色んな視点から読むことができます。

 

 

たしかに、

誰でももうすでに知っていることよりも、

知らないことや新しいことに興味が出ます。

 

 

しかし、重要なのは、

たとえ知っていることでも、

色々な角度で考えるということです。

 

 

明日授業がある方は、

色々な角度で聞いてみてください。

 

 

 

 

~おまけ~

 

無知の知」=

『真の知に至る出発点は、

無知を自覚することにある』

ソクラテスが言ったように、

 

私も、

自分は無知であると

常に意識していきます。

私立だけを狙って受験科目を絞るのは間違い?

基本的に、人はみなめんどくさがり屋です。

 

 

例えば、

歩くのがめんどくさいから、

自転車や電車で通学する。

 

 

ここでは、めんどくさがるのが悪いといっているわけではありません。

 

 

人はめんどくさいから、

もっと便利にしようと創意工夫するのです。

 

 

発明や科学の発達はすべて、

ここから生まれているのです。

 

 

自分の目の前の壁を解決するとき、

多くの人は少ない労力で解決しようとします。

 

 

たしかに、受験勉強において、

少ない科目に絞って勉強するほうが簡単に思えますよね。

 

 

ですが、科目を絞って私立だけ受ける人は、

国公立も受ける人に比べて、

不合格率が高いのです。

 

 

本来なら、科目を絞って私立だけを受ける方が、

受験勉強に要する問題も労力も少なく有利のはずなのですが、

実際は国公立を受ける人の方が合格率が上がるのです。

 

 

なぜこのようなことが起こるかというと、

国立大を受ける人は全科目をがんばらないといけなく、

労力を分散する余裕がなくなるからこそ、必死でがんばるのです。

 

 

反対に、私立だけを受ける人は、

より楽に、より効率的に受験勉強を終わらそうとするので、

自分の労力を調整しようとするのです。

 

 

 

私立だけ受ける人が、

単に努力していないと言っているのでなく、

このことが微差であるが、

国公立の受ける人との合否の差になっていると考えることができます。

 

 

99%の努力と100%の努力の差が、

合否を決めているのです。

 

 

実際、知り合いで私立を滑り止めが落ちるということを、

ほとんど見ないのも、

この「調整せず最大限まで努力する」ということをしているからです。

 

 

例えば、

甲子園常連校が練習を、

最大限まで追いこんでやっているのも同じです。

 

たとえその年甲子園にいけなくても、

毎年レベルが高いのは、

「調整せず最大限まで努力する」ことをかかさないからです。

 

 

つまり、

科目が少なくなって楽でいいやでは、

不合格率が高くなってしまうだけです。

 

 

 

調整しないで最大限やるためのコツは、

1日の勉強しはじめに苦手科目をすることです。

 

 

得意科目は苦手科目に比べ少ない労力でできるので、

苦手科目の壁をまずは超えることで、

「調整せず最大限まで努力する」ことができます。

 

 

では明日の朝から苦手科目の壁を壊していきましょう。

記憶力を2倍にするには

勉強の暗記ではなかなか覚えれないのに、

一度見ただけのCMや音楽を忘れない。

 

 

学校の先生が言った何気ないことは覚えていたり、

ここは重要と言ったことは忘れてしまう。

 

 

漫画やドラマ、映画、

修学旅行、職場体験などは、

何年も覚えている。

 

 

そんな経験ありますよね。

 

 

 

多くの社会人の方などは、

受験で覚えた公式や単語など、

ほとんど忘れてしまっているものです。

 

 

 

これらは、脳のメカニズムによるもので、

特に「右脳」のイメージの記憶は、

時間が経っても忘れにくいのです。

 

 

受験勉強では、

「右脳」のイメージではなく、

主に「左脳」の言語系が使われます。

 

 

「左脳」は理解や分析など、論理的な思考を行います。

基本的に勉強では「左脳」ばかり使っていることになります。

 

 

記憶できる量は

「左脳」<「右脳」なので、

膨大な量を覚える受験では、

「左脳」ばかり使っていると忘れてしまいます。

 

 

記憶力をアップさせるには、

「右脳」を使ってイメージとして覚えると良いです。

 

 

例えば、

桃太郎や浦島太郎のような物語のように

ストーリーとしてイメージで覚えます。

 

 

単語を単体として覚えるのではなく、

ストーリーとして覚えることで、

長期間記憶することができます。

 

 

それなので、無味乾燥な文章を読むのではなく、

面白いと思うものを読むのが良いです。

 

 

ターゲットなどのただ並んでいる英単語でなく、

速読英単語のようにストーリーとして覚えるものがおすすめです。

 

 

それでは今日からは「左脳」だけでなく、

「右脳」のイメージの記憶として覚えてみてください。

毎日12時間勉強しても成績は上がらないわけ。

世界史がかなり苦手で、

受験には地理で受けようと思っていたこともあって、

定期テストは赤点じゃなければと思って、

いつも40点~60点を取っていた。

 

 

世界史の定期テストで、

それなりに勉強したけど、

赤点だったことがあった。

 

 

単語の10問の小テストで、

単語帳を見てしっかり覚えたはずなのに、

1問もわからなかったときがあった。

 

 

もちろん、まったく勉強してなかったわけではなく、

しっかり勉強して挑んだ。

 

 

勉強をさぼってるわけではないのに、

いざ試験となるとまったくできない。

 

こんな経験ありますよね。

 

 

 

もしそのままの勉強法で、

大学受験をむかえると非常に危険です。

 

何か月もの時間が無駄になってしまいます。

 

 

 

なぜそうなってしまうのかというと、

勉強法が「受け身」だからです。

 

 

例えば、スポーツで、

練習で上手くなるために、練習する人はいませんよね。

試合で勝つために、練習するわけです。

 

 

練習では上手いけど、試合で使えなかったら、

試合に出してもらえません。

 

 

それと同じで、

勉強も試験のために勉強するから

点数も上がるわけです。

 

 

 

「アウトプット(=試験)」を前提で、

「インプット(=勉強)」しなくてはいけません。

 

 

 

基本的に、どの科目も、

「アウトプット」前提で

「インプット」しましょう。

 

 

 

進学校では、

教え合いの雰囲気があるのも、

教えることが相手にとってだけでなく、

自分にとっても良いからです。

 

 

 

自分自身で、問題を作ってみるのも、

「アウトプット」前提になっていてかなり良いです。

 

 

 

勉強時間はしているけど、

成績に伸び悩んでいる方は、

常に「アウトプット」前提で勉強してみてください。

 

 

なぜ数学ができる人ほど、数学は「暗記」だと言うのか。

同級生で、数学のできる人ほど、

数学は「暗記」だとよく言っています。

 

 

自分が受験生だったときは、

数学は「理解」だと思っていました。

 

 

数学は「理解」であると、

そう考えている受験生も多いです。

 

 

とある記事でも読んだのですが、

次のような考え方がもっともだと考えています。

 

 

40点のAさんは、

数学は「暗記」だと思う。

 

70点のBさんは、

数学は「理解」だと思う。

 

90点のCさんは、

数学は「暗記」だと思う。

 

順番に、

「暗記」→「理解」→「暗記」

 

40点のAさんと70点のBさんの違いは、

公式などを丸暗記しているか、

それとも理解して覚えているかです。

 

Bさんは理解して覚えているので、

試験中に忘れたとしても、

自分で公式を作れるので、

そこそこの点数が取れるのです。

 

Aさんは丸暗記なので、

忘れてしまったらそこで終わりです。

 

 

 

70点のBさんと90点のCさんの違いは、

問題を解くスピードです。

 

Bさんは毎回、

公式などを自分で作るので、

時間がかかってしまいます。

 

Bさんでも、

比較的時間が長い試験なら、

そこまで不利ではないでしょう。

 

センター数学をもし、

60分→100分で解いたとしたら、

Bさんも満点近く取れるはずです。

 

 

 

数学はできる人とできない人で

二極化しているのは、

数学をどうとらえているかです。

 

 

ただここで、

数学は「暗記」なんだと思って、

丸暗記に走ると数学ができなくなります。

 

 

数学ができるようになるためには、

 

まず、

数学は「理解」だと考えて

 

その次に、

数学は「暗記」だと考える

 

というふうにしてみてください。

 

 

ある程度得意な分野は、

普段の勉強から

一問ごとに時間を計るのがおすすめです。

 

 

本番の試験をイメージして、

例えば、1問15分と決めてやることで、

集中力アップも期待できます。

 

 

ただ、

わからない問題はじっくり考えるなど、

バランスも大事です。

 

 

 

では、今から一問、

時間を計って問題を解いてみて下さい。

「バカ」「下手」は伝染する

「バカ」と一緒にいると

「バカ」がうつってしまう、

 

ヤンキーの友達は

だいたいヤンキーであったり、

 

 

高校野球

立て続けにエラーが出る、

 

両チームとも

PKを外しまくる試合、

 

 

毎年毎年初戦敗退の学校、

 

 

「バカ」や「下手」は

うつってしまうらしい。

 

 

逆に、

「賢さ」や「上手」もうつるのか。

 

 

進学校での

難関大学合格者数の多さ、

 

甲子園や全国大会常連校、

 

 

毎年毎年結果を上げる学校、

 

 

どうやら、

「賢さ」や「上手」もうつるようだ。

 

 

なぜ、

「バカ」や「下手」、「賢さ」や「上手」はうつるのか。

 

 

それは、脳によるものであり、

ミラーニューロン」と呼ばれるものである。

 

 

ミラーニューロン」は、

「ものまね細胞」とも呼ばれるもので、

例えば、口癖や仕草を無意識にまねてしまったりする。

 

 

この「ミラーニューロン」を

受験にも上手く利用するのは簡単で、

 

 

自分と同じ志望校の人と一緒に勉強したり、

自分よりも賢い人と一緒に勉強すればいい。

 

 

よく言われるが、

人の年収は、

周りにいる友人の年収の平均額にほぼ等しい。

 

 

それと同じで、

自分の理想を実現させるためには、

その理想に近い人と一緒に過ごせば、

自然に理想は実現できる。

 

 

それなので、今日から、

自分よりも賢い人と一緒に勉強してください。

「やる気」を出して勉強をするな

本屋さんで参考書を買うとき、

「やる気」が上がるような感覚がします。

 

 

でも、3日もすると、

その「やる気」はなくなってしまいます。

 

元旦に目標を立てるとき、

この1年頑張るぞとやる気がみなぎってきます。

 

でも、1か月もすると、

その目標すら忘れて、

やる気なんて0になってしまいます。

 

 

ちょっと机の上を片付けようとすると、

気が付けば部屋全体の掃除になってしまいます。

 

 

「やる気」は自分の中にあって、

自分でコントロールできるはずなのに、

なかなか自由にコントロールできません。

 

 

いつも「やる気」のある人は、

どうやって「やる気」をコントロールしているのでしょうか。

 

 

「やる気」の正体とは、

一体なんなのでしょうか。

 

 

結論から言うと、

「やる気」というものはありません。

存在しないのです。

 

 

詳しく言うと、

ヒト(動物的な人)が、

生きていくための「欲求」は、

 

・食べること

・寝ること

・子孫繁栄

 

の3つです。

 

 

基本的に、動物としての「ヒト」に、

勉強する「やる気」は起きません。

 

 

脳科学的にも、

「やる気」は科学的には存在しない概念

であるとされています。

 

 

だから、

「やる気」なんて気にしなくて良いのです。

 

 

でも、

いつもいつでも「やる気」満々の人がいるんじゃないか。

だから、

「やる気」の出し方はあるんじゃないか。

 

 

俗に言う「やる気」とは、

何かをし始めた後に出てくるものであって、

「やる気」があるから勉強するのではありません。

 

 

「行動する」→「やる気」

「勉強する」→「やる気」

 

 

要は、

ちょっとだけゲームしようと思ったら、

1時間も2時間もしてしまうのが、

「やる気」の正体です。

 

 

では、今からすぐに、

5分だけでいいので単語覚えてください。